主要用途: 飲食店
施工: クリキンディ/E&Y
クレジット: 設計協力:城所美沙子/照明計画:BRANCH LIGHTING DESIGN/音響設計・製作:WHITELIGHT、Luv Works Sound/メインスピーカー製作:OJAS
所在・会場: 東京 渋谷
延床面積: 118.84m2
設計期間: 2024.6-2024.11
施工期間: 2024.12-2025.3
写真: 阿野太一
ウェブサイト: https://www.instagram.com/toh_listening_bar?igsh=MThtY3c2aHRtbW13NQ==
渋谷オルガン坂に面したビル内に、NUBIAN代表のCOMBO氏プロデュースによるリスニングバーを計画した。各階ワンテナントが入居する商業ビルの7階に位置する隠れ家的な環境に、音響にこだわった本格的なリスニングが楽しめる場所が求められた。
もともと裏口として使われていた既存のままの鉄扉の先に、薄暗い店内が広がる。DJカウンターと上部の特注スピーカーを囲むようにVIP席を設け、中央の客席を挟んで対面には発光する天板のカウンター席を配置した。DJカウンターのすぐそばで音楽を楽しめる、コの字配置のソファで囲われたVIP席は、厨房に隣接するシェフズテーブルを思わせる。DJカウンターの背面の壁には、60,70年代の日本のジャズをメインにセレクトされたレアなレコードが並ぶ。光を透過する石英を含む花崗岩天板のカウンター席は、ゴールドのカーテンを背景に、暗がりの中でぼんやりと浮かび上がる。中央の席では、重心を低めにした特注のラウンジチェアとソファで音楽をゆったりと鑑賞できる。荒々しい既存のコンクリート壁や既存のシャッターを、2色のカラーLED照明でライトアップし、オーセンティックな素材使いの空間に少しだけ現代的な要素を掛け合わせた。
音響面では、COMBO氏の音楽に対する造詣の深さを踏まえ、伝統と最先端が同居する音場を目指した。メインスピーカーは、Devon Turnbull主宰するNYのスピーカーブランドOJASの製作。ビンテージレコードプレーヤーの名機Garrard301、TechnicsのSLシリーズといった、異なるキャラクターを持つ3機種を埋め込んだDJカウンターをスピーカーの中央に据えている。
小規模ながらも、音楽を楽しむ様々なシチュエーションをイメージしながら計画した。
Principle use: Bar
Production: kurikindi/E&Y
Credit: Design collaboration: Misako Kidokoro / Lighting design: BRANCH LIGHTING DESIGN / Sound design and production: WHITELIGHT, Luv Works Sound / Main speaker production: OJAS
Building site: Shibuya, Tokyo
Total floor area: 118.84m2
Design period: 2024.6-2024.11
Construction period: 2024.12-2025.3
Photo: Daici Ano
Website:https://www.instagram.com/toh_listening_bar?igsh=MThtY3c2aHRtbW13NQ==