WORKS / コロロデスク / コロロスツール

主要用途: プロダクト

製造・販売: 伊千呂

クレジット: スタイリング: 作原文子(ホワイト、ピンク、カーキ)

素材: コロロデスク:ポリエステル化粧板(基材:ラワン合板)、ホワイトアッシュ(脚)/コロロスツール:ラワン合板、タモ(脚)、ファブリック

サイズ: コロロデスク:W736×D556×H1318/TH700 コロロスツール(:SH530)W399×D469×SH530、コロロスツール(SH430)W378×D434×SH430 ※座面共通:W313×D313×H30

設計期間: 2011.02-2012.06

製作期間: 2012.05-06

写真: 伊藤彰浩

ウェブサイト: http://www.ichirodesign.jp

販売店: http://torafu.com/pickup/koloro-shop-list.html

化粧板メーカーである「伊千呂」のための家具のデザイン。伊千呂は、ポリエステル化粧板に使用する塗料を自社で調合し、オーダーに沿った色を一枚からつくるなど、一貫して色と向き合い製造をしている。

「イチロのイーロ」シリーズは、「自分らしい道具」をコンセプトとしたシリーズ。“イーロ(ilo)“とはエスペラント語*で「道具」を意味しており、シリーズの第一弾として、「コロロデスク」と「コロロスツール」を提案した。“コロロ“という名称も、エスペラント語で「色」を意味する“コローロ(koloro)”という言葉からきており、伊千呂が得意とするカラフルなポリエステル化粧板を活かすようにデザインした。デスクは、先に発表したプロトタイプのイエローとスカイブルーに加え、ホワイト、ピンク、カーキ、ネイビーを加えた6色、スツールは、グレー、ダークグレー、ライトブルー、グリーンの4色展開とした。窓はマグネットで気持ちよく開閉でき、左右の扉は棚としても使えるように調整。また、スツールは高さ430mmと530mmの2サイズ。高い方のスツールは子どもが座る時のサイズに合わせている。

まるで巣箱のように安心できる「コロロデスク」
窓があちこちについており、窓を開ければ開放的に使え、閉めれば誰にも邪魔されない小さな個室のように使うことができます。 照明をつけたり、鉢植えを置いたり、ちょっとした小物を置ける窓や、バッグをかけられるフック、PCが使えるようなコードマネージャーもついています。 お父さんの書斎にも子どもの部屋にも、趣味のスペースにもなり、それぞれの好きなようにアレンジして使ってください。

収納力のある「コロロスツール」
「コロロデスク」に合わせたスツールは、跳び箱のようなかたちをしています。柔らかなクッションの座面の下は収納箱になっているので、小物やおもちゃなど、いろいろなものが収納可能です。

*エスペラント語とは、世界中の人がより簡単にコミュニケーションできる世界共通語として考案された言語。