WORKS / NEWLAND DOGRUN

主要用途: ドッグラン

施工: デッセンス

所在・会場: 埼玉 熊谷

敷地面積: 984.31m2

設計期間: 2011.11–2012.03

施工期間: 2012.04–2012.07

写真: 矢野 紀之/トラフ建築設計事務所

ウェブサイト: http://www.new-land.jp/

かつて大型クレーンの教習所として使われていた施設をリノベーションして生まれた複合商業施設「NEWLAND」は、「SHOP」「HOUSE」「SCHOOL」などを併設する。その広大な敷地内に点在する各建物をつなぎとめるような、犬と人のための施設「DOGRUN」を計画した。

ひょうたん型の曲線の平面形とし、敷地内を回遊する動線を生み出す。頂上にシンボルツリーを生やした、1.3mの高さのふたつの丘がゆるやかな曲線でつながる、起伏のある場所とした。巨大な犬小屋のエントランスは、DOGRUNのアイコンとなっている。丘に埋もれた土管は、元気に走り回る犬専用のトンネルで、フェンスの内側に設置されたベンチは、ちょっとした憩いの場となる。この場所では、犬も人も自由な時間を過ごすことができる。

大地の起伏と点在する遊具や家具が、ドライなイメージの地に緑のランドスケープをつくり出す。