WORKS / おいでよ!絵本ミュージアム2022

WORKS / Welcome! EHON Museum 2022

主要用途: 展示会場構成

施工: MIYATA ART CONSTRUCTION、アトリエキノト、フジモトサインズ

クレジット: 主催: 福岡アジア美術館、西日本新聞社、TNCテレビ西日本、子ども文化コミュニティ、西日本新聞イベントサービス
インタラクティブ作品(「みんなのいちにち」、「まいごのたまご」):プラプラックス、会場グラフィック:あおいろデザイン、造形:角孝政

所在・会場: 福岡 博多

延床面積: 892m2

設計期間: 2022.01-2022.07

施工期間: 2022.07

会期: 2022.07.19- 2021.08.28

写真: 小川真輝

ウェブサイト: https://kodomo-abc.org/ehonmuseum2022/

福岡アジア美術館で開催される「おいでよ!絵本ミュージアム2022」の会場構成。2007年から夏休み恒例のイベントとして毎年開催される本展では、絵本作品ごとの展示のほか、1000冊の絵本が読めるライブラリーも併設。16年目となる今回は「だいすき!」をテーマに、絵本の世界の中で親子が一緒にだいすきなものをたくさん見つけられる仕掛けを考えた。会場は、エリアごとに絵本やアーティストを取り上げ、その世界観に入り込むような展示となっている。

エントランスには、たけうちちひろによる今回のメインビジュアルを使用したモビールの空間が展開。エントランスを抜けると天井高まで引き伸ばした『みんなのいちにち』の表紙の書き割りに、時間で変わる映像として切り絵による絵本の世界が投影される。原画の展示ケースが点在し、版画で絵を制作している実際の様子の動画が見られるエリア『ケーキやけました』が続き、『しろくまちゃんのほっとけーき』では1/4円のホットケーキの丘の上に座ってゆっくりと絵本が読める。岩の形をイメージした、白い板組みによる洞窟を抜けると、大きな恐竜たちがそびえたつ『まいごのたまご』の空間が現れる。壁面のたまごの前に来場者が立つと、たまごから恐竜の影が飛び出すインタラクションが体感できる。『なつのいちにち』では福岡で収録された映像・音・振動が同時に体験でき、絵本の世界と福岡の自然に親しむことができる。『がたん ごとん がたん ごとん』と「ノンタンシリーズ」の赤ちゃんコーナーでは、会場の最奥の角にパンチカーペットを広く敷き、低めのちゃぶ台やベンチを中心に置くことで、家族でゆったりと過ごす場所とした。名作コーナーでは、『ぐるんぱのようちえん』の滑り台とプールが再現され、その前に立つ立体化された物語の1シーンが、シンボルとして来場者を出迎える。
大きな気積の空間の中で適度な分節を行いながらも、次のコーナーが見え隠れする、散策するような展示体験の場を目指した。

Principle use: Exhibition

Production: MIYATA ART CONSTRUCTION, atelier kinoto, Fujimoto signs

Credit: rganized : Fukuoka Asian Art Museum, The NISHINIPPON SHIMBUN Co., Ltd., Television Nishinippon Corporation, NPO Community of the Culture with and for Children , Interactive work for “My Miracle Dress” and “Am I Yours?”: plaplax, Graphics: airodesign, Models: Takamasa Sumi

Site area: Hakata, Fukuoka

Total floor area: 892m2

Design period: 2022.01-2022.07

Construction period: 2022.07

Duration: 2022.07.19- 2021.08.28

Photo: Masaki Ogawa

Website:https://kodomo-abc.org/ehonmuseum2022/