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2025年03月11日
ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて3月19日から行われる展覧会「ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」の会場構成をトラフが担当しています。

ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。
Lo Sguardo di Gio Ponti: Attraversare i Confini con Leggerezza
20世紀イタリアのモダニズムを代表する建築家、ジオ・ポンティ(1891-1979)は、スプーン1本から高層ビルまでデザインし、部分から全体を統合的に捉える「眼」を備えていました。1960年竣工の<ピレリ高層ビル>、そして1957年発表の超軽量の椅子<スーパーレジェーラ>は、薄さ、軽やかさを表現した名作です。さらに近年、知られざる名作家具やプロダクトの数々が復刻され、巨匠の多面的な魅力が浮き彫りになってきました。
本展では、ジオ・ポンティ・アーカイヴスの協力のもと、主にポンティがミラノ、デッツァ通りの自宅のためにデザインした家具から、モルテーニにより復刻されたアームチェア、コーヒーテーブル、ブックシェルフと、床に大胆に導入されていたセラミックタイルの再現を通して、ポンティ独自の空間世界をインスタレーションします。また、およそ60年にわたる巨匠の仕事を振り返る大パネルには、1920年代のジノリの磁器製品やオリジナルドローイングの展示のほか、フランチェスカ・モルテーニ監督によるドキュメンタリー映像『Amare Gio Ponti』を紹介し、ジオ・ポンティの視線の先にある私たちの未来を考えます。
会期:2025年3月19日(水)- 3月31日(月) 10:00 – 19:00 休館日 3月25日(火)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
入場料 :無料
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