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2025年03月11日
士郎正宗の世界展 ~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~
世田谷文学館にて4月12日(土)から行われる展覧会「士郎正宗の世界展 ~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~」の会場構成をトラフが担当しています。

士郎正宗の世界展〜「攻殻機動隊」と創造の軌跡〜
熱狂的な人気を残る『攻殻機動隊』の作者・士郎正宗は、1985年にSF漫画『アップルシード』でメジャーデビュー、1989年に『攻殻機動隊』の連載を開始しています。当時はまだ世に浸透していなかった先端技術を独自の感覚で取り入れた、情報化社会の現代を予見しているかのような世界観は、多くの人たちを魅了してきました。細部まで描きこまれた絵、膨大な情報で組まれたプロット、〈欄外〉にまで及ぶ作家の言葉が、作品に熱量を持たせるとともに、読む人の想像力をかきたてます。哲学的な探求が織り込まれる士郎正宗の世界観に、多くのクリエイターが影響を受け、様々なジャンルで作品を生み出し続けています。
超巨人級のコンピュータ〈ネメシス〉が政治を担う世界を描いた初期作品集『ブラックマジック』。第五次大戦後、廃墟となった街で生きていたSWATのデュナンと全身サイボーグのブリアレオスの姿を描くSFアクション『アップルシード』。「警察戦車隊」所属のレオナと愛機の小型戦車・ボナパルトの、悪党・武悪一味との戦いをコミカルに描く『ドミニオン』。首相直轄の攻性組織「公安9課」の戦いを描く『攻殻機動隊』。超古代の魔術師たちと召喚された神々が「仙術九頭龍」をめぐって争うファンタジー作品『仙術超攻殻ORION』。
本展では、多様な広がりをみせる作品群と現在の活動までを、〈アナログ原稿〉〈デジタル出力原稿〉で辿るとともに、作家の蔵書やコメントもふんだんに紹介し、「士郎正宗」のパーソナルな部分にも迫ります。「士郎正宗」初の大規模展覧会をお楽しみください。
会期: 2025年4月12日(土)〜8月17日(日)
会場: 世田谷文学館 (東京都世田谷区南鳥山1-10-10)
時間: 10:00 – 18:00
※最終入場は30分前まで
※毎週月曜日は休館日(ただし月曜が祝日の場合は開館し、翌日休館)
主催:公益財団法人せたがや文化財団世田谷文学館、講談社、パルコ
企画協力:青心社
特別協力:士郎正宗
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
グラフィックデザイン:坂脇慶、飛鷹宏明
空間構成:トラフ建築設計事務所
ウェブデザイン:Rhino inc.
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2025年03月11日
ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて3月19日から行われる展覧会「ポンティの眼:軽やかに越境せよ。」の会場構成をトラフが担当しています。

ジオ・ポンティの眼:軽やかに越境せよ。
Lo Sguardo di Gio Ponti: Attraversare i Confini con Leggerezza
20世紀イタリアのモダニズムを代表する建築家、ジオ・ポンティ(1891-1979)は、スプーン1本から高層ビルまでデザインし、部分から全体を統合的に捉える「眼」を備えていました。1960年竣工の<ピレリ高層ビル>、そして1957年発表の超軽量の椅子<スーパーレジェーラ>は、薄さ、軽やかさを表現した名作です。さらに近年、知られざる名作家具やプロダクトの数々が復刻され、巨匠の多面的な魅力が浮き彫りになってきました。
本展では、ジオ・ポンティ・アーカイヴスの協力のもと、主にポンティがミラノ、デッツァ通りの自宅のためにデザインした家具から、モルテーニにより復刻されたアームチェア、コーヒーテーブル、ブックシェルフと、床に大胆に導入されていたセラミックタイルの再現を通して、ポンティ独自の空間世界をインスタレーションします。また、およそ60年にわたる巨匠の仕事を振り返る大パネルには、1920年代のジノリの磁器製品やオリジナルドローイングの展示のほか、フランチェスカ・モルテーニ監督によるドキュメンタリー映像『Amare Gio Ponti』を紹介し、ジオ・ポンティの視線の先にある私たちの未来を考えます。
会期:2025年3月19日(水)- 3月31日(月) 10:00 – 19:00 休館日 3月25日(火)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
入場料 :無料
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2025年03月11日
WORKS更新のお知らせ
WORKSにROTOTO AA STOOLを追加しました。

奈良発のソックスブランド<ROTOTO>初の旗艦店「ROTOTO STORE」のために、特別にデザインしたAA STOOLです。
2025年03月11日
WORKS更新のお知らせ
WORKSにROTOTO STOREを追加しました。

奈良発のソックスブランド〈ROTOTO〉初の旗艦店「ROTOTO STORE」の内装計画です。
ブランドの世界観を空間全体で表現し、訪れる人がROTOTOのソックスを選ぶ楽しさを体感できる場を目指しました。