NEWS

ARCHIVE


OLD NEWS
OLD DIARY

士郎正宗の世界展~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~大阪会場開催のお知らせ

4月から8月にかけて東京・世田谷文学館にて開催された展覧会「士郎正宗の世界展 ~「攻殻機動隊」と創造の軌跡~」が、会場に合わせて再構成された展示内容で大阪・心斎橋PARCOにて開催されます。

弊社が引き続き会場構成を担当しました。近くにお越しの際は、ぜひご来場ください!

詳しくはこちらをご覧ください。

会期:2025年9月5日(金)〜10月5日(日)

会場:心斎橋PARCO 14F PARCO GALLERY(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3)

物販会場:心斎橋PARCO 9F EVENT SPACE

※物販会場は展覧会入場の方のみお入りいただけます

営業時間:10時~20時

※最終入場は30分前まで
※最終日は18:00閉場

主催:講談社、パルコ
企画協力:青心社、世田谷文学館
特別協力:士郎正宗
グラフィックデザイン:坂脇慶、飛鷹宏明
空間構成:トラフ建築設計事務所
ウェブデザイン:Rhino inc.


士郎正宗の世界展〜「攻殻機動隊」と創造の軌跡〜

熱狂的な人気を残る『攻殻機動隊』の作者・士郎正宗は、1985年にSF漫画『アップルシード』でメジャーデビュー、1989年に『攻殻機動隊』の連載を開始しています。当時はまだ世に浸透していなかった先端技術を独自の感覚で取り入れた、情報化社会の現代を予見しているかのような世界観は、多くの人たちを魅了してきました。細部まで描きこまれた絵、膨大な情報で組まれたプロット、〈欄外〉にまで及ぶ作家の言葉が、作品に熱量を持たせるとともに、読む人の想像力をかきたてます。哲学的な探求が織り込まれる士郎正宗の世界観に、多くのクリエイターが影響を受け、様々なジャンルで作品を生み出し続けています。
超巨人級のコンピュータ〈ネメシス〉が政治を担う世界を描いた初期作品集『ブラックマジック』。第五次大戦後、廃墟となった街で生きていたSWATのデュナンと全身サイボーグのブリアレオスの姿を描くSFアクション『アップルシード』。「警察戦車隊」所属のレオナと愛機の小型戦車・ボナパルトの、悪党・武悪一味との戦いをコミカルに描く『ドミニオン』。首相直轄の攻性組織「公安9課」の戦いを描く『攻殻機動隊』。超古代の魔術師たちと召喚された神々が「仙術九頭龍」をめぐって争うファンタジー作品『仙術超攻殻ORION』。
本展では、多様な広がりをみせる作品群と現在の活動までを、〈アナログ原稿〉〈デジタル出力原稿〉で辿るとともに、作家の蔵書やコメントもふんだんに紹介し、「士郎正宗」のパーソナルな部分にも迫ります。「士郎正宗」初の大規模展覧会をお楽しみください。